建築施工管理技士試験のサンプル集


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経験記述のサンプル集
 1級2級 建築施工管理技士試験


【1級 建築施工管理技士試験】


品質管理活動のあり方と効果 (品質管理/サンプル解答文)

① 現場での組織的な品質管理活動のあり方
 コンクリート工事においては、打設計画書を作成し、各施工業者の役割を定めて施工する。
 打設時の生コン車やポンプ車、バイブレーター等を行う人員配置を計画した上で、関連各社に周知させる。
 気温が低い時期に打設する場合は適切に養生を行いコンクリートの品質を確保する。

② 組織的な品質管理活動により得られる効果
 コンクリート打設時に計画書に基づいて組織的に活動することで、ジャンカやクラックの発生を防ぎ、品質が確保された躯体が完成されると共に、建物全体の品質・性能の確保となる。
 品質管理活動を徹底することで、各作業員の品質向上に対する意識が高まり、作業効率の向上に繋がる。


現場での環境問題への取り組み (環境問題/サンプル解答文)

① 地球温暖化
 ・発生土の近距離の処分で、車両台数や距離の削減を考慮する。
 ・省エネの油圧ショベルを使用して、CO2を削減する。
 ・場内仮置土を埋戻しに使用して、残土処理の車両台数を削減する。
 ・運搬車両の省燃費運転方法について、運搬業者に教育指導を徹底する。

② 熱帯林の減少
 ・梁のコンパネに替えて、工場製作したPC版梁型枠を使用する。
 ・外壁のコンパネを、仕上げオムニア版に替えて使用する。
 ・スラブのコンパネに替えて、PC合成床板を使用する。
 ・基礎型枠のコンパネに替えて、ラス型枠を使用する。

③ 水質汚染
 ・掘削時の湧水はベーカータンクに受け、土砂浮遊物が沈殿した後に放流した。
 ・杭地業工事で利用したバッチャープラントの排水は、ベーカータンクに受け、
  スライム処理をし、PH調整剤でPH調整後、放流した。
 ・地下PITに溜まった雨水の酸素要求量が低かったため、水道水を加水し、
  放流することとした。
 ・タイル工事において洗い水を減少するため、セメント系張付け工法から、
  ボンド工法に変更した。


【2級 建築施工管理技士試験】


組織的な品質管理活動のあり方と効果 (品質管理/サンプル解答文)

① 現場での組織的な品質管理活動のあり方
 杭地業工事の現場打杭について、
 1. 打設計画書・計画図を作成することにより重機作業や人員配置計画を関係請負人に周知し、作業の効率化と他作業との作業調整を図る。
 2. 鉄筋カゴの加工組立図、コンクリート配合計画書、杭芯図を現場内に掲示し視える化を実施することで、現場員相互に確認できる体制を構築する。

② 組織的な品質管理活動により得られる効果
 上記活動をすることにより得られた効果は以下の通りである。
 3. 現場打杭の打設順序を計画通り進めることで重機設置位置等が確定するため、残土排出や鉄カゴ搬入を計画通り進めることができた。
 4. 品質管理項目(組立図や配合計画)を現場掲示することで、末端作業員まで品質管理の重要性や管理項目の周知が容易となり、施工上の不具合を減少させることができた。


工期遅延の要因と理由、実施した対策 (工程管理/サンプル解答文)

① 工種名 : タイル工事

② 工期遅延の要因と理由
 商業施設のエントランス改修工事において、タイル熟練工が不足していた。
 また、仕上げ工程が、躯体、張り付けモルタル、床タイルの施工手順となるため、工期が遅延することが想定された。

③ 実施した対策
 床タイル仕上げを顧客へVE提案し、タイル下地のコンクリートをスタンプコンクリートに変更することとした。
 その結果、張り付けモルタル、床タイルの施工時間や、資材・施工手間が削減でき、工期内の完成が可能になった。


施工計画で、事前に検討した事項と理由(施工計画/サンプル解答文)

① 計画項目 : 施工方法又は作業の方法

② 工種名 :  鉄骨工事

③ 事前に検討し実施したこと
 鉄骨への耐火被覆については、当初は半湿式吹付けロックウールで予定していたが、施工中の粉じん対策や養生、現場内清掃、電気・水道・廃材処理費費用がかかることや作業員不足も想定されたため、巻き付けの耐火被覆材へ変更した。

④ その理由
 巻き付けの耐火被覆材は、工場で生産されたものを現場で取り付けるため、現場で作業員が施工するロックウール吹付けに比べて品質のムラがないため。
 また、施工時に粉じんが発生しないこと、養生期間が不要なので他工事の作業への支障が少なくなるため。


【1級 建築施工管理技士試験】

品質管理 予想 R01 H30 H29 H28 H27 H26 H25 H24-
H16
 品質管理活動の実施 4
 品質管理活動のあり方 4
 協力会社への伝達確認 1
 作業軽減、工期短縮 〇臨
 労働生産性の向上 〇臨
 不具合の発生
   
合理化施工 予想 R01 H30 H29 H28 H27 H26 H25 H24-
H16
 合理化施工の事例 2
  〃 と資材廃棄物削減
  〃 と工期短縮 2
   
環境問題 予想 R01 H30 H29 H28 H27 H26 H25 H24-
H16
 建設副産物の発生抑制 3
  〃 再生利用 3
  〃 適正処分 3
  〃 再使用 2
  〃 熱回収 2
   

【2級 建築施工管理技士試験】

品質管理 予想 R01 H30 H29 H28 H27 H26 H25 H24-
H16
 品質管理の留意事項 3
  〃 留意した理由 3
 品質管理のあり方 3
  〃 そう考える理由 3
   
工程管理 予想 R01 H30 H29 H28 H27 H26 H25 H24-
H16
 工期遅延の要因と理由 3
  〃 実施した対策 3
 工期の短縮方法 2
  〃 効果と問題点 2
 工期短縮の合理化施工
  〃 その理由
 遅延対策、材料の手配 1
  〃 機械・器具の手配 1
  〃 作業員の手配 1
   
施工計画 予想 R01 H30 H29 H28 H27 H26 H25 H24-
H16
 全般、留意事項 1
 事前に考慮すべき事項 3
  〃 施工方法・手順 3
  〃 材料搬入、荷揚げ 3
  〃 材料保管、仮置き 3
  〃 作業床や足場設置 3
  〃 養生の方法 3
  〃 試験、検査の方法 3
  〃 関連工種との調整 3
 施工方法の周知方法 1
  〃 実行の確認方法 1
 事前の考慮事項と対応策 1
 〃 工程、品質、安全、環境 1
   


実地試験のサンプル集
 1級2級 建築施工管理技士試験


【1級 建築施工管理技士試験】


1級 実地試験 問題3 躯体工事 サンプル

1建築 実地  H30-3-4  H29-3-4  H28-3-4  H24-3-4  H20-3-5
鉄筋のガス圧接

鉄筋のガス圧接を手動で行う場合、突き合わせた鉄筋の圧接端面間のすき間は2mm以下で、偏心、曲がりのないことを確認し、還元炎で圧接端面間のすき間が完全に閉じるまで加圧しながら加熱する。
圧接端面間のすき間が完全に閉じた後、鉄筋の軸方向に適切な圧力を加えながら、中性炎により鉄筋の表面と中心部の温度差がなくなるように十分加熱する。
このときの加熱範囲は、圧接面を中心に鉄筋径の2倍程度とする。
鉄筋のガス圧接を行う場合、圧接部の膨らみの直径は、主筋等の径の1.4倍以上とし、その長さを主筋等の径の1.1倍以上とする。
また、圧接部の膨らみにおける圧接面のずれは、主筋等の径の1/4以下とし、鉄筋中心軸の偏心量は、主筋等の径の1/5以下とする。


1級 実地試験 問題4 仕上げ工事 サンプル

1建築 実地  R01-4-5  H29-4-4  H27-4-5  H23-4-4  H17-4-2
セメントモルタル塗り

 仕上げ材の下地となるセメントモルタル塗りの表面状態は、金ごて仕上げ、木ごて仕上げ、はけ引き仕上げ、くし目引きがあり、その上に施工する仕上げ材の種類に応じて適用が異なる。
 金ごて仕上げは、一般塗装下地、壁紙張り下地、防水下地の仕上げとして適用できる。
 木ごて仕上げは、塗装仕上げや壁紙張り仕上げなど内装接着剤張り以外のタイル張り下地の仕上げとして用いる。
 はけ引き仕上げは、セメントモルタルによるタイル後張り工法の下地面に用いる。

 壁のコンクリート下地面に、セメントモルタル塗りを行う場合、下地コンクリート面に吸水調整材を使用し、下塗りモルタルにはセメント混和用ポリマーを用いる。
 セメントモルタルにメチルセルロースなどの保水剤を用いると、作業性の向上、ひび割れ防止、接着力の安定化などに有効である。


【2級 建築施工管理技士試験】


2級 実地試験 問題2 用語問題(仮設工事) サンプル

2建築 実地  H29-2  H28-2  H25-2  H22-2  H19-2
足場の先組み工法

用語説明:
鉄筋を工場や別の場所でカゴ状に組み上げて、設置場所まで移動し、柱や梁として建て込んでいく工法をいう。
留意内容:
鉄筋が組み合わされる部分に特に注意し、移動やひずみが生じないよう、鉄筋間隔を正しくとり、十分堅固に組立てる。
運搬時・つり上げ時に変形しないように、鉄筋の継手位置、交差箇所は、径0.8mm以上のなまし鉄線で結束する。
移動時の補強を適切に実施するため、ガス圧接・アーク溶接の継手位置は、隣接する継手から相互に、400㎜以上離して配筋する。


2級 実地試験 問題5 躯体工事 サンプル

2建築 実地  H30-5B-4  H29-4  H27-4  H25-4  H21-4-1
コンクリートの運搬時間

 レディーミクストコンクリートの運搬時間は、JIS において、コンクリートの 練混ぜ開始からトラックアジテータが荷卸し地点に到着するまでの時間として 90分以内 と規定されている。
 このため、できるだけ運搬時間が短くなるレディーミクストコンクリート工場の選定をする。
 また、コンクリートの 練混ぜ開始 から工事現場での打込み終了までの時間は、外気温が 25℃未満で120分以内、25℃以上で90分以内 とする。
 打込み継続中の打重ね時間の間隔限度は、外気温が 25℃未満のときは150分以内、25℃以上のときは120分以内 を目安とし、先に打ち込まれたコンクリートの再振動が可能な時間内とする。

 コンクリートの工事現場内運搬において、高所から縦形フレキシブルシュートを用いてコンクリートを打設する場合、その投入口と排出口との水平距離は、垂直方向の高さの 1/2 以下 とする。


2級 実地試験 問題5 仕上げ工事 サンプル

2建築 実地  H30-5A-7  H26-4-7  H22-4-6  H18-4-7
塗膜の厚さ、塗膜のしわ

 塗装工事において、所定の塗膜厚さを得られているか否かを確認する方法として、
 塗料の 使用量 から塗装した面積当たりの塗料の塗付け量を推定する方法や、専用測定器により膜厚を測定する方法がある。
 塗装作業中における塗膜の欠陥であるしわは、下塗りの乾燥が不十分のまま、上塗りを行ったり、油性塗料を 厚塗りした 場合に生じやすい。


【1級 建築施工管理技士試験】

問題3 躯体工事
(不適当な語句記入)
予想 H30 H28 H26 H24 H22 H20 H18
◇ 山留め工事
 クイックサンド・ボイリング・ヒービング・盤ぶくれ
 ディープウェル工法・ウェルポイント工法
 根切り工事
 切梁プレロード
◇ 杭工事
 場所打ちコンクリート杭のオールケーシング工法
 アースドリル工法
 アースドリル工法の安定性
   
問題4 仕上げ工事
(不適当な語句記入)
予想 R01 H29 H27 H25 H23 H21 H19-
H17
◇ 屋根工事
 鋼板製屋根用折板葺き
 鋼板製折板葺きのけらば包みの継手位置
 金属板葺のアスファルトルーフィング
 ルーフドレンの取付け
 長尺金属板の折曲げ加工 1
◇ 内装工事
 せっこうボードの直張り工法
 せっこうボードの取り付け
 タイルカーペット張り
 張石工事の内壁空積工法
 カーペットのグリッパー工法 1
 壁紙用でん粉系接着剤 1
   

【2級 建築施工管理技士試験】

問題2 用語問題 予想 R01 H30 H29 H28 H27 H26 H25 H24-
H16
◇ 鉄筋工事
 腹筋 3
 スペーサー 1
 先組み工法 2
 あばら筋 1
 帯筋 2
   
◇ 防水工事
 塗膜防水絶縁工法の通気緩衝シート
 脱気装置 1
 マスキングテープ 2
 シートのトーチ工法
 ボンドブレーカー 2
 バックアップ材 1
 屋上の保護コンクリート 1
 絶縁テープ 1