建設機械施工技士試験のサンプル集


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組合せ施工法 サンプル集
 1級 建設機械施工技士 第二次検定


「工事で使用した主な建設機械」の解答例

◇ トラクタ系 建設機械

ブルドーザ  排出ガス対策型、32t級
 土砂の掘削、押土、整地のために使用した。
・掘削押土距離が60m以内で比較的短かったため、運搬距離を考慮してブルド
 ーザを選定した。

ブルドーザ  排出ガス対策型、32t級、アングルドーザ装着
 道路の片切、盛こぼし作業に使用した。
・操作室から自由に角度を変更出来るパワーアングルドーザを選定した。

ブルドーザ  排出ガス対策型、32t級、リッパ装着
 軟岩の掘削、押土の作業に使用した。
・アタッチメントを取付けることで、岩石やコンクリート、アスファルトを
 破砕する機能を持つ、リッパ装着のブルドーザを選定した。
・地山の弾性波速度から、リッパビリティを考慮して、リッパ装着のブルド
 ーザを選定し、ブルドーザの規格およびリッパの爪数を決定した。
・掘削斜面の最大勾配は25度程度であったため、リッパ装着のブルドーザを
 選定し、傾斜面の下り勾配を利用して掘削し運搬するダウンヒルカット工法
 を採用した。

◇ 岩掘削作業

ブレーカ
 岩盤の掘削、岩石の小割、コンクリートの破砕などに使用した。
・掘削量が多く時間当たり掘削規模が大きかったため、バックホウの油圧式
 ブレーカ装着を選定し、階段式に掘削を行うベンチカット工法を採用した。

レッグドリル
 鉱山、トンネル掘削、ダム工事などの水平せん孔作業に使用した。
・打撃機構と回転機構をもった小型さく岩機が必要であったため、レッグドリ
 ルを選定した。

リッパドーザ
 岩盤の掘削の作業に使用した。
・岩の堅さを弾性波速度で判定し、2000m/秒以下の固さであったため、発破
 工法は採用せず、リッパドーザを選定した。


「工程管理で特に重要と考えること」の解答例

◇ 土工

 切土や残土搬出をスムーズに進める、土工の運搬計画が求められたため、ダンプトラックを00台追加して00台、バックホウを00台追加して00台として、ダンプトラック00往復、1サイクル00分とすることで、000m3/日を運搬する工程に組み替えた。

 降雨により、切土、残土搬出など、土工の工程への影響が予想されたため、ダンプトラックの台数を00台から00台に増やした。また、現場付近の空地を借用し、新たな仮置場として、ダンプトラックの運搬時間を短縮した。

 人力施工でなく、バックホウ等の大型機械による施工の必要があったため、作業可能日数からバックホウの日当たりの残土搬出量を算出して、搬出方法を立案した。

 地下水位が高く、軟弱な地盤であったため、ダンプトラックのトラフィカビリティーを確保するため、栗石とクラッシャーランを敷き転圧を行うことで、残土搬出時間を短縮した。


「安全管理で特に重要と考えること」の解答例

◇ 車両事故の防止

 建設機械として、バッテリー機関車、シールドマシンなど、複数の建設機械を組み合せの安全性が求められたため、バッテリー機関車に、前照灯、後押し回転灯を取付け、運転時に自動点灯させた。また、バッテリー機関車を改造し、制限速度を00㎞/hに規制することが重要な安全対策であると考えた。

 複数の建設機械を組み合せの作業が多く、土砂搬入車両の横転等の危険性が懸念されたため、高盛土や路肩の走行は避け、路体を均一に盛立てることで、重機走行の安全性に配慮することが最も重要であると考えた。

 複数の建設機械を組み合せ行う工事において、安全でスームズな土砂搬出作業を実施し、事故の防止、作業の安全性を確保するため、掘削土砂搬出および資機材の搬出入のための開口以外は、墜落防止ネットを張ることが重要な安全対策であると考えた。

 現場は未舗装であり、クレーン設置面の支持力不足による傾斜転倒等が懸念された。また、複数の建設機械を組み合せの作業が多かったため、作業半径の境界にローブを張り、立入禁止区域を明確にすることが重要であると考えた。



施工管理法、建設機械施工法 サンプル集
 1級 建設機械施工技士 第二次検定


重要項目集のサンプル/施工管理法、建設機械施工法

機械 NO.01~NO.03


1建機記述B  R01-機械-02 H29-機械-01 H27-機械-01
               H26-機械-01 H25-機械-01

地下埋設物の事故防止対策

・施工に先立ち、埋設物管理者が保管する台帳に基づいて試掘等を行い、埋設物の種類、位置、規格、構造等を目視により確認する。
・試掘で埋設物を確認した場合、その位置等を道路管理者、埋設物管理者に報告する。
・埋設物の深さの管理は、標高によって表示しておく。
・埋設物の予想される位置を、深さ2m程度まで試掘を行い、埋設物の存在が確認されたときは、布掘り、つぼ掘りを行ってこれを露出させる。
・掘削作業は、周囲の地盤のゆるみ、沈下などに十分注意して行う。
・掘削作業は、道路管理者、埋設物管理者と協議し、埋設物の補強、移設の処置を行う。
・露出した埋設物がすでに破損していた場合は、道路管理者、埋設物管理者に連絡し、修理などの処置を求める。
・管理者の不明な埋設物を発見した場合は、埋設物に関する調査を再度行い、当該管理者の立会を求め、安全を確認した後に処置する。
・露出した埋設物には、物件の名称、保安上の必要事項、管理者の連絡先等を記載した標示板を取り付け、工事関係者等に対し注意喚起する。


1建機記述B  H29-機械-02 H28-機械-02 H27-機械-02
                H25-機械-03 H24-機械-01

排出ガス対策

〔運転操作、施工方法〕
・空ふかし、急ブレーキ、急旋回、過負荷運転を避け、省エネ運転をする。
・運転は、必要以上の高速走行は避け、一定速度で作業と走行を行う。
・作業待ち等の時間は、まめにエンジンを停止し、無駄な燃料消費を避ける。
・現場内での機械の配置は、民家側から離して作業を行う。
・作業時間帯、作業工程を工夫し、作業時間を短くして周辺住民の環境保全に努める。

〔点検整備、維持管理〕
・日常整備、点検を適正におこなって機械の性能を正常に保つことにより、エネルギーロスを低減する。
・適正な燃料を使用し、建設機械は定期的に点検整備し、最高の作業性能を維持する。
・建設機械を効率的に活用するため整備を行い、安全で高稼動率を確保する。
・使用条件、環境などを考慮して、エレメントの清掃、トラックリンクの張調整、タイ空気圧の調整など適正な点検、整備を行う。
・建設機械は日常定期の整備を適正に行い、機械不良による排出ガスの発生を抑える。


土木 NO.03 施工管理 予想 R01 H30 H29 H28 H27 H26 H25 H24
◇ 記述問題
 施工計画立案の検討事項と留意点
 工期設定の検討事項と留意点
 現場での事前調査事項
 地下水位以下の掘削の排水工法
 工程図表の特性
 横線式工程表の作成
機械 NO.01~NO.03 予想 R01 H30 H29 H28 H27 H26 H25 H24
◇ 安全施工
 建設機械の運転操作の安全対策
 搬入搬出や保守管理の安全対策
 施工現場の安全対策
 地下埋設物の事故防止対策
 架空線の事故防止対策
 工事現場付近の交通事故の防止
 機械の転倒防止対策